毎日記事更新開始から2Week!
皆さんこんにちは。きらんです。
毎日記事更新企画も開始から14日、2週間の節目を迎えました。こういう切りのいいタイミングにはやはりなかなかの達成感がありますね。
また、本日で4thライブまで3日。皆さんもいよいよ夢の舞台に向けての機運が高まっている頃合いであると存じます。
そんなライブ直前のボルテージの高鳴りを皆さんと共有したい想いから、僭越ながら現在リレー型カウントダウン企画「#はじける高鳴り何度でも」の方を実施させていただいております。
【告知】
— きらん@Liella!4th千葉両日 (@kiran_LL) 2023年8月10日
日曜日から各学年・各ユニットに熱い想いを持ったオタクたちのメッセージを結ぶカウントダウン企画をスタートします!
よろしければ見てくださると嬉しいです💫#はじける高鳴り何度でも pic.twitter.com/9tbfCNxo4A
昨日は3期生代表としてそなさん(@sonatheater)がツイートをしてくださりました。本日の担当はCatChu!担当たいやきさん(@ganbaruby)です。
ライブ前の楽しみの増幅のひとつの方法としてこの企画を活用していただけると主催者冥利に尽きます。
【4thライブまであと4日!】
— そな【さゆなこフラスタ】 (@sonatheater) 2023年8月15日
3期生 担当のそなです👀
3rdライブから約半年、ついに新しいLiella!のツアーが始まりますね💫
新メンバーの加入によってLiella! のパフォーマンスがどのように進化するのか楽しみです🪼🦋#はじける高鳴り何度でも pic.twitter.com/VzXqIoItTE
さて、毎日記事更新企画の方に話題を戻しましょう。本日取り上げる楽曲は「Dancing Raspberry」。ユニットミニアルバムにおける5yncri5e!のA面曲です。
メンバー的にも楽曲的にも、現時点で最も好きなユニットが5yncri5e!なのでこの記事が書ける今日を心待ちにしていました。よろしくお願いいたします。
5yncri5e!って?
5yncri5e!は、千砂都さん、きな子さん、四季さん、夏美さん、冬毬さんの五人によって構成されるユニットです。ラブライブ!シリーズ史上初の五人組ユニットであり、そのダンスパフォーマンスが持ち味だそうです。
現在の彼女らの持ち曲は2023年8月現在「Dancing Raspberry」と「A Little Love」の2曲。
この二つの楽曲を聴いた個人的な感想としては、このユニットの楽曲のテーマは個性の尊重。
CatChu!やKALEIDOSCOREと違い、このユニットには全員に共通する特徴があるようには見えません。それどころか、全員が別ベクトルの強すぎる個性を持っているようにすら感じられます。
だからこそ、このユニットの楽曲では自他の個性を愛する大切さ・素敵さを力強く歌い上げます。一見個性のケンカが起きているように見えるメンバー構成ですが、楽曲のメッセージを受け取るに、実は最も調和がとれているユニットとすら言えそうです。
5yncri5e!を一言で表すなら、「個性派ユニット」というよりは「多様性ユニット」というのが適切であると言えましょう。
「自分」讃歌としてのDancing Raspberry
「自分」を愛し、「所謂なルール」に縛られずにその個性を出していくこと。それが、この楽曲の最も伝えたいメッセージのひとつであると私は思います。
「ブレない」って言葉にもう
縛られたくない
所謂なルールは
どうでもいいや
「Dancing Raspberry」より
「所謂なルール」という言葉は「社会・学校における規律」とでもいうべきでしょうか。出る杭が打たれて均一化され、個性の芽が摘んでいかれるような環境をこの楽曲では真っ向から否定します。
ぼくはぼくのもん 誰かのもんじゃない
「Dancing Raspberry」より
このフレーズにも以上のメッセージが強く現れているように感じています。自分の行動の決定権は自分にあるという5yncri5e!ならではの哲学が楽曲全体を通じて表現されています。
"Raspberry"とは
私はこの楽曲における「Raspberry」ないしは「果実」という単語を個性・大好きといった単語の比喩として利用されているものであると解釈しています。
ここまで語ってきたように、この楽曲の大きなメッセージとして「自分の行動の決定権は自分にある」というものがあるように思われますが、そんな「自分の行動」の指針を大きく決定づける要素として「Raspberry」「果実」があるわけです。
キミはどんな人なの?
どんなことに興味あんの?
一言では言えない当たり前
色々ある大好きを実らせてから
一緒に食べ合いたい
「Dancing Raspberry」より
上記のフレーズではまさに「大好き」が「果実」であるかのように表現されています。「大好き」を「実らせてから一緒に食べ」るとは、お互いの「大好き」を共有し分かり合うことを指していると考えられそうです。
キミの果実をもっと見せて
「Dancing Raspberry」より
こちらはもっと暗喩的ですが、同様の内容が指示されていると思えるフレーズです。
「果実」は一般的に果物で最も美味に食される部分ですが、萌芽からその果実が実るまでは時間を要しますし、そこまで枯れないようなケアも得てして必要なものです。
人の持つ個性的な性質や大好きもまた似たようなもので、その人の根本を形作るデリケートな部分ですから、ある程度関係が熟した相手以外に詳らかにひけらかしたりはしないものでしょう。
このような点を鑑みても、個性・大好きと「果実」はその性格が類似しており、ひとつ仮説を補強する根拠となりそうです。
"Dancing"とは
私はこの楽曲でにおける「Dancing」ないしは「踊る」という単語を自己表現・自己実現という意味合いで捉えています。
Dancing 感じる Raspberry LOVE!!
「Dancing Raspberry」より
このフレーズでは「Dancing」によって「Raspberry LOVE(=個性愛)」を感じることができるということが示唆されています。
世界中がキミを見てる
自由に踊れ
勘違いだっていいんだ
「Dancing Raspberry」より
また、このフレーズでは「キミ」が世界中の視線を浴びながら踊っているという背景情報が描かれています。
他者の前で自由に「踊」り、その姿を見て湧くフロアの情景が以上の二つのフレーズから思い浮かべられますね。
私は、自身への愛・個性愛を最も実感できる瞬間は、その個性を表現して周りに認められた瞬間であるように思っています。
どれだけ自分の在り方に自信がなくたって、そのありのままを肯定してくれる場所はきっとあると思うのです。例えば、スクールアイドル。
自分の可愛さに自信がなかった四季は、メイと伴に一歩を踏み出し大きく人生を変えました。
千砂都が自分の弱さを克服すべく始めたダンスは、Liella!の最強の武器になっていきました。
運動が苦手なきな子が勇気を出してとった行動やセリフは、Liella!の面々の精神に大きな正の影響をもたらしました。
このように自分の弱さを乗りこえてスクールアイドルを始めた5yncri5e!のメンバーたちが「Dancing Raspberry」では相手の個性を肯定する側に立っている。「自分ってサイコー!」って言っている。こんなに素敵なことがありますでしょうか。
自分ってサイコー!
「Dancing Raspberry」より
いいえ、ありません(反語)
結論:5yncri5e!音も歌詞もよすぎ