きらんのShooting Voice!!

ちょっと胸おどる素敵なこと なにかあるたび書きとめておくの。

自分が自分を好きでいるために

毎日記事更新、6日目。

こんにちは。きらんです。

毎日記事投稿企画企画も本日で6日目。企画の進捗としては約3分の1に到達したらしいです。

この企画を始めてからというもの、楽曲のメッセージに真摯に耳を傾ける機会が増え、順調に4thライブへの機運が高まっております。はじめてよかった。

4thライブへの機運と言えば、本日SNS上では4thライブへ向けたオタクたちの大きな動きがありました。4thへ向けてのカウントダウン企画が始動し始めたのです。

今回はさいだ~さんとしぐつきさんが「キャラクターごとに一人、担当者を設定して一日一人ずつその想いを発信する」という形式のカウントダウン企画をやっているみたいです。それぞれの個性が出てていいよね。

今後、4thライブを迎えるにあたって、私も実は水面下でいろいろと企画を進めていたりしますので、そちらも楽しみにしてくださると嬉しいです。

さて、本題に入ってまいりましょう。本日のお題は「Hoshizora Monologue」です。

ジャケットイラストのこのナッツめっちゃ好き。

「Hoshizora」と「Monologue」

まず、この楽曲のタイトルについて解剖してまいりましょう。

「Hosizora Monologue」と聴いて、真っ先に「Starlight Prologue」を思い出した方は少なくないのでしょうか。

歌唱を担当しているのがLiella!の1期生ということもあり、この2曲は大きくリンクしていることが想定できそうです。

タイトルにある「Hoshizora」は「Starlight」とほぼ同義と捉えられましょう。ただ、完全に同義というわけではなく、「Starlight」はよりその「光」「煌めき」に焦点をあてていると言えそうです。

裏を返せば「Hoshizora」は「空」であることに重きを置いた単語であり、その輝かしさだけではなく「曇り模様」「移り変わり」といった要素までカバーしていると言えます。

「Hoshizora」という単語がさす範囲には「Starlight」に比べて切ないニュアンスを含有する概念が多いと言えましょう。「Hoshizora Monologue」の歌詞には時に後ろ向きな内容が介在しており、このタイトルの違いは意図的に設定されているものと想定されます。

次に「Monologue」について。この単語の意味は「独白」であり「登場人物が相手との会話なしに心情や考えを述べる台詞」と定義されます。

「Prologue」「Epilogue」と並列して語られることが多いですが、これらの「序章」「終章」という意味とはニュアンスが大きく異なる点は注意です。

ただ、多くの場合、物語において「Monologue」が大々的に挟み込まれるのはこれら二つの間においてであり、時系列的に考えたときに三つの概念は一方通行に並んでいるものと捉えて差し支えありません。

アニメ3期周りで「Epilogue」を冠した楽曲が登場することに期待されますね。

楽曲のテーマは、自分への「信頼」

この楽曲を通して歌い上げられているのは、後ろ向きな思いを抱える彼女らが「自分の肯定」を行っていく過程です。

詞を見るに、センチメンタルになってしまっている彼女らを救い上げたのは彼女らに内在する自分への「信頼」であるように見て取れます。

 

自分を信じられなくて落ち込んでしまったとき、なにより自分を励ましてくれるのはそれを上回る自分への「信頼」であること

そしてそんな自分への「信頼」はどのようにして醸成されていくのかということが、この楽曲の伝えたいメッセージのひとつであると私は感じました。

信じる気持ちが生まれるのは

ラブライブ!スーパースター!!においては、「信じること」の大切さが繰り返し語られてきています。

信じることが大事だと

自分に言い聞かせたら

もっと もっと 遠く目指してみよう

「未来は風のように」より

ありえないことだってもう起こしちゃおう

信じ続けるんだ そうWE WILL!!

「WE WILL!!」より

自分のこと少し信じられた日 風が吹いたんだ

「未来の音が聴こえる」より

「信じること」をするためには「信頼」が自分の中に蓄積されていることが当然ながら重要ですが、

そんな「信頼の起源」という「信じること」の根底について言及されているという点で「Hoshizora Monologue」は革命的な楽曲であるように感じています。

自分を信じられなくて

はじめて聞こえてきたんだ

君ならできるはずだって

信じてくれる気持ち

「Hoshizora Monologue」より

どうやら「信じてくれる気持ち」は外部的に与えられるものではなく、自分の中から発生するものであるようです。

それでは、この気持ちはどのような条件下で発生するものなのでしょうか?

私は「自分が自分を好きでいられているとき」と考えています。

楽曲中のサビに「好き」という単語が繰り返し登場する、その意味は「信頼」と「好き」の関係性に収束すると思うのです。

自分が自分を好きでいるために

それでは、いざというときに「信頼」に変わってくれる「好き」はどのようにして生まれるのでしょうか。これについては歌詞で明言されています。

あの頃の僕らはどんなに

走ってもまだまだ届かなかったよ

でも何度も転んで泣いて

少しだけ自分を好きになれた

「Hoshizora Monologue」より

「何度も転んで泣いて」経験を積み上げていくことで自分への「好き」は醸成されるようです。

最初に言及したように「Hoshizora(星空)」には「曇り模様」といったような比較的ネガティブなニュアンスが含まれていると想定されます。でもそんなネガティブも、積み上げれば「好き」をより強くしていくことにつながるのです。

いつかまた越えられなくて

悔しさに震えるときがくるのかなぁ

それでもさ、もう消さないよ

この胸に煌めく星空を

「Hoshizora Monologue」より

だから、彼女らは「星空」を胸から消すことはもうありません。自分が向き合ってきた「星空」がどんな空模様だって、回りまわってそれが自分の力に変わっていくことを知っているから

つまづきから学べる大切なものだってあるということをこの楽曲は教えてくれます。だからLiella!も、これを受け取った私たちも、いつだって「やってみたいこと探して冒険」していくことが重要なのです。

その結果が成功であろうと失敗であろうと、そこから得られるものはきっと未来の自分の強さにつながっていくから。

やってみたいこと探して

冒険したっていいんじゃないかな

「始まりは君の空」より