きらんのShooting Voice!!

ちょっと胸おどる素敵なこと なにかあるたび書きとめておくの。

「大好き」讃歌としてのBlooming Dance!Dance!

企画開始から一週間!

皆さんこんにちは、きらんです。

毎日記事投稿企画を始めてから本日で一週間。人生でこんなに文章書いたの初めてかもしれんです。いつも見てくださる皆様、ありがとうございます!

本日の記事は「Blooming Dance!Dance!」。ラブライブ!スーパースター!!2期BD5巻の特典曲です。

2期生のスクールアイドルとの向き合い方が美しく綴られたこの楽曲が本当に大好きで。ラブライブ!スーパースター!!関連の楽曲の中でもTOP10には食い込んでくる楽曲です。

それでは、本題に入ってまいりましょう。

「Welcome to 僕らのセカイ」との対比

出会えたね さあおいで

はじめましてから始めよう

君が知らないめくるめくセカイ

連れていきたい ねえ、はやく!

ほら見て 心揺れたらもうそこはNew World!!

「Welcome to 僕らのセカイ」より

ドキドキだった 不安も忘れるほど

はじめましての瞬間

僕にもなにかやれるはずだって

やりたいって思えたんだ

「Blooming Dance!Dance!」より

この楽曲には、2期生を初めてLiella!に迎え入れた楽曲である「Welcome to 僕らのセカイ」と対比されているようなフレーズが度々見られます。

迎え入れる側の1期生の心情を描いているのが「Welcome to 僕らのセカイ」、加入する側の2期生の心情を描いているのが「Blooming Dance!Dance!」であると考えられそうです。

いま駆け出そう スリーツーワン!

Welcome to 僕らのセカイ

「Welcome to 僕らのセカイ」より

できる時を想うとわくわく

ほらもうすぐ アン・ドゥ・トロワ!

「Blooming Dance!Dance!」より

引用したフレーズはこの楽曲のなかでも特に好きな二曲の対比のひとつです。1期生の「掛け声」が「スリーツーワン」と英語基準であるのに対し、2期生は「アン・ドゥ・トロワ」とフランス語基準です。2期生が1期生から教わったものを伝承しつつも、自分なりのカタチにアップデートさせているという点がとても好きです。

1期生のこれについて、「1.2.3!」でも「奇跡をおこす合言葉」として語られているのを踏まえると、「アン・ドゥ・トロワ」を目指す2期生の姿もより煌めいたものに映りますね。

奇跡をおこす合言葉は

いつも1.2.3!

「1.2.3!」より

「やりたい」から始まった物語

2期生と1期生の大きな違いとして、スクールアイドルを「手段」として始めたか「目的」として始めたか、というものがあります。

1期生の面々の特徴として、スクールアイドルを「私を叶える物語」を達成するための手段としてその活動に参加したメンバーが多いことが挙げられます。

分かりやすい例を示すと、平安名すみれさんはショービジネスの世界で栄光を掴み取ることができない中、スクールアイドルを自分の地位向上に活用すべく加入を試みています。

かのすみ

きっかけはなんにせよ、1期生の面々はアニメ1期の物語を通してスクールアイドルとの向き合い方に変化が訪れ、その活動に真剣に取り組んでいくこととなります。

 

対して、2期生の多くはスクールアイドル活動自体を動機・目的としてスクールアイドル部に加入しています。

例えばきな子さんはスクールアイドルへの想いを他の2期生に後押しされてLiella!のいる屋上へ飛び込みましたし、夏美さんはスクールアイドルを「夢」と定めてかのんさんの手を取りました。

きななつ

その在り方が、スクールアイドル活動への憧れとワクワクが、この楽曲には鮮やかに描き出されています。

その手を握って飛び込んだセカイ

もっともっと素敵にしたい

「Blooming Dance!Dance!」より

Blooming Dance!Dance!は「やりたい」から始まった少女たちが描く物語の軌道を綺麗に書き綴った楽曲なのです。

「大好き」讃歌としてのBlooming Dance!Dance!

好きすぎるって時々苦しいけど

離れるとさびしいの

こんなに好きなことに出会えた

僕らってさいこーにHappy

「Blooming Dance!Dance!」より

この歌詞は、素敵なフレーズが並べられたこの楽曲の中でも特に共感が呼び起こされる一節です。

「大好き」を追いかける過程は楽しいだけでなく、時に苦しみも伴うものです。

「大好き」を追いかけるうえで壁にぶち当たったり、「大好き」を想いすぎて他のことに手がつかなくなってしまったり、「大好き」を追いかけるうえでの他者との関係に苦しんだり、自分の「大好き」を批判する人に出会ってしまったり。

それでも「大好き」なものは変わらないまま胸にあって、自分の羅針盤になってくれる。距離を置こうとしても、こころがそれをさせてくれない。「大好き」によってもたらされた壁をこえる勇気を「大好き」が与えてくれたりする。

そんな「大好き」の不思議な力を、この楽曲は他のどんな言葉よりも端的かつ的確に表現していると思うのです。

末端の一オタクが書いたこんな記事を見つけて読み込んでしまうくらいラブライブ!が、Liella!が大好きな皆さんも、きっと共感してくださるのではないでしょうか。

貴方はラブライブ!に出会えてさいこーにHappyですか?回答は聞くまでもありませんね。

 

 

 

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↑友人たちの書いた「Blooming Dance!Dance!」の記事を共有させていただきます。どちらも素敵な記事なのでご興味ある方は是非に!