きらんのShooting Voice!!

ちょっと胸おどる素敵なこと なにかあるたび書きとめておくの。

Starlinesはとまらない【Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~ 一周年記念記事】

みなさんこんにちは。きらんです。

突然ですが、みなさん本日10月30日が何の日か知っていますか?

本日はたまごかけごはんの日であり、上信越自動車道全線開通の記念日であり、

そしてなんといってもLiella! First LoveLive! Tour ~Starlines~群馬公演Day1の一周年記念日です。

というわけで、この度は「きらん」名義のブログおよびSNSアカウントができる前に、別名義で投稿していたFirst LoveLive! Tourの記事「Starlinesはとまらない」を、当ブログのものとして再掲させていただきます。

実は「きらん」ができる前にも記事書いてたんですよね。その時代に書いた記事は2つだけなので誤差の範疇ですが。

ともあれ、以下はFirst LoveLive! Tour終了直後のフレッシュで素直な感情を書き起こしたものですので、当時の気分を思い出すきっかけとしていただければ嬉しいです。

今の私とは若干書き方のスタイルが違ったり、書き慣れてなくて色々とアレなところはありますが、温かい目で見ていただければと思います。それでは、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

①ご挨拶

みなさんこんにちは!はじめましての方ははじめまして!きらんです!(ペンネームは本記事用に修正)

前回記事を投稿したのが10月下旬ですので、約三ヶ月ぶりの更新になります。皆様いかがお過ごしでしょうか。

この三ヶ月間は未曽有のライブラッシュでしたね。

10月9・10日のQU4RTZのファンミを皮切りに、毎週どこかでラブライブ!シリーズのライブが開催されるという前代未聞の事態に突入しました。

シリーズを応援している読者の皆様にとって、この三ヶ月間は大変密度の濃いものだったのではないでしょうか。

それは私にとっても同じで、あちこち飛び回っては様々なライブに参加して、がむしゃらにラブライブ!を追いかけた、そんな三ヶ月間でした。

忙しなかったけど本当に楽しい時間だったなあ。

ふと目を閉じれば、この期間に参加してきた様々なライブのトキメキが色鮮やかによみがえってきます。

絶叫と熱狂のA・ZU・NAファンミ

横浜発仰天旅行AZALEA2nd

3校による夢のステージCOUNTDOWN Live

どれも輝きに満ち溢れていて、みんなかけがえのない思い出。

その中でも、自分の中でひときわ眩く光を放つタイトルがあります。

それはLiella! First LoveLive! Tour ~Starlines~

今回の記事は、このライブについてのおはなしです。

②はじめに

このライブツアー、なにがすごいってまず公演数がすごいですよね。

最初にこの写真見たときマジで冗談だと思ったもん。おまけに追加公演までやるもんですからおったまげ。

最初は倍率が読めず「とりあえず全公演応募して運良く引っかかったとこにいければいいか…」くらいの考えでしたが、強運と実力行使(縦積み)が功を奏し、

合計10公演に参加することが叶いました!

内訳は現地8公演(群馬day2、東京両日、千葉両日、宮城day2、追加公演両日)、配信2公演(群馬day1、愛知day1)。

貧乏大学生の財布は空っぽになりましたとさ。

③Highlight of Starlines

この記事では、主にLiella!1stの個人的な見どころについて紹介していけたらな、と思います。

まず、「GOING UP」。22公演を通じて澁谷かのん役伊達さゆりさんのソロver.で披露された楽曲です。

まず、ソロでのステージをものともしない伊達さゆりさんの力強いパフォーマンスに心を奪われました。

ステージに立つ伊達さゆりさんはとても大きく映りました。それこそ最初に観たときは、誇張抜きで5人で歌っていると勘違いしてしまったほどに。

改めて思い返せば、1stライブの最序盤に、いきなりソロでステージに上がってパフォーマンスするのって物凄いことだと思うんです。

例外的に虹ヶ咲は1stライブからソロでパフォーマンスを披露していますが、彼女らの持ち曲と異なり「GOING UP」はLiella!名義のグループ曲です。

まだステージ慣れしていない状態にもかかわらず、ソロ前提でつくられていない曲を、5人分の重圧を背負って披露する。その緊張は想像を絶するものであったことでしょう。

けれども、彼女は怖気づいてしまうことなく、それどころか期待を超える圧倒的な存在感とパフォーマンスを見せてくれました。

やっぱりあの一般公募で選ばれただけあって天才なんだな、と脱帽しましたね。

 

次の曲の紹介に移ります。「瞬きの先へ」

「未来予報ハレルヤ!」以後初めて葉月恋さん、もとい青山なぎささんがパフォーマンスに参加する楽曲になります。

この曲は、ラブライブ!スーパースター!!のアニメで使用された劇伴に歌詞をのせてつくられた曲で、主旋律をなぞるような形で詞がのせられている、という点に特徴があります。

これってつまり、歌声が完全にメロディーラインの一部になるということなんです。

ごまかしが利かないうえに、ミスをすると作曲の方まで聞こえが悪くなる。

安定して高い歌唱能力を発揮し続けることができなければ、この曲を完成させることができません。

彼女らは、そんな難曲を、一糸乱れぬ歌声で完璧にやり遂げました

見どころは歌声だけに留まりません。青山なぎささんによる華麗なバレエパフォーマンス抜きで「瞬きの先へ」を語ることはできませんよね。

なぎささんが「指先一本一本まで綺麗に見せることができるよう意識した」と語るその演技は、見る人すべてを釘付けにし、まるで舞台を見ているかのような錯覚に陥らせました。

この曲のパフォーマンスを目の当たりにした多くの人が「ファーストライブのクオリティじゃねえだろ...」と舌を巻いたことでしょう。

「瞬きの先へ」は、我々に「強いLiella!」をこれでもかと魅せつけた、そんな一曲だったのです。

 

3つ目の曲紹介に入っていこうと思います。みんな大好き「Day1」です。

この曲が披露されているときの会場の熱気はすさまじいものでした。

あの瞬間の温度。景色。感情。この曲を聴くだけで鮮やかに蘇る、ツアーの中でも屈指の思い出です。

ライブで声出しができなくなり久しいですね。コールを通じて客席との一体感を感じるということができなくなり、ライブから以前の活気が失われた、そう思っている方も少なくないのではないかなと思います。

そのような状況のなかで開催された今回のライブツアーでは、「より多くの曲に観客が真似しやすい振付を採用するなど、コール以外の要素を通じてライブに一体感を取り戻そう」というアプローチが見てとれました。

「バイバイしちゃえば!?」なんかはわかりやすい例で、ツアーの途中でより真似しやすいものに振付が変更されていたりしましたね。

そして、コール本位でない一体感形成のリーサルウェポンとして披露されたのがこの「Day1」でした。

会場の全員が踊り狂う姿を見るに、このアプローチは大成功であったように感じます!

この曲を通じて、コロナ禍のような危機的状況に直面しても、それを乗り越えて、さらによいもの、楽しいものを創っていく、そんな力強さがラブライブ!にはあるな、としみじみ感じさせられましたね。

最後に「始まりは君の空」

我々ラブライバーに、日本のサブカル業界に、世界の音楽シーンに、Liella!の名前を轟かせ、紫色の風を吹きこんだ、言わずと知れたLiella! 1stシングルの表題曲です。

この記事を読んでくださっている皆様は、この曲の魅力を、その髄まで余さず理解しきっていることでしょう。

私が拙い言葉でそれを語ったところで釈迦に説法、といったところなのかもしれません。

ですが、この曲を語らずして、1stライブを、Liella!を語ることはできないと思っているので。

僭越ながら、私がこの楽曲に対して抱いているその思いの丈を、この場をお借りしておはなしさせていただこうと思います。

今回のライブツアーのサブタイトルはStarlines

この英単語は実際には存在しない造語なのですが、「星の軌道」という意味にとらえて差し支えないでしょう。

Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~は、Liella!という星たちがこれまで描いてきたその軌道を振り返る、そんな意図が込められたライブツアーだったのではと思うのです。

私は、そのStarlinesの始発点こそが「始まりは君の空」であると考えます。

「始まりは君の空」の冒頭。眩い光が私たちをつつみ、次第に会場の音圧が上がっていくあの瞬間。

私はそれが「Liella!がStarlinesを描き始める合図」だったように思えました。

燦爛たる光に軽く虚空を見上げ、パフォーマンスの始まりに備えるこの瞬間が本当に好きで。胸に焼き付いて離れない最高の思い出です。

その後のパフォーマンスも本当に最高で。オンラインリリースイベントの時点で既にこの上なく完成されているように見えたそのパフォーマンスは、さらに力強さを増してもう一度私を魅了しました。

Liella!の原点にして、進化していくLiella!の象徴、「始まりは君の空」。

その無限大の可能性を信じずにはいられません。

きっとこれからも何度だって魅了されていくんだろうな、と思うわけです。

④ツアーを終えて

ここまで長々と記事を読んでいただきありがとうございます。

いや~、あっという間でしたね、Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~

今だから言えることなのですが、最初にライブの詳細が発表されたとき、ちょっと懐疑的になってしまっていた自分がいました。

「コロナ対策にしてもホールは狭すぎでは?」

「ライブのありがたみがなくなってしまうのでは?」

「キャストの体調管理は大丈夫?」

ってね。思えばぜ~~~んぶ杞憂でしたね!!!!!

箱小さかったのはむしろメリットまでありました。こんなに近くで推しを眺められるなんて。今やこれから毎回ホールでいいよとすら思ってます。

ライブのありがたみについては確かにちょっと感覚バグっちゃったかもね。でも、一回一回のライブがその時だけの特別で、どれも最高に楽しかったのもまた事実。

キャストについては本当によくやってくれました。ぶっ続け22公演のハードスケジュールで、一人も脱落者が出なかったのはすごいことだよ。心からおつかれさまって言いたいです。

そして何よりも、このご時世の中、ひとつもつぶれる公演がなかったこと。奇跡的なことだと思います。

私はLiella!と駆け抜けてきたこの3ヶ月間を通して、たくさんのことを学ぶことができました。

自分が恵まれた境遇でLiella!を応援できていること。

涙が一番こぼれるのは、感謝の気持ちであふれたときであること。

そして、自らのラブライブ!を愛する気持ちを再確認できたこと。

レベルアップするLiella!の姿を見て、私自身も成長できた、そんな最高のライブツアーでした。

Liella!、感動をありがとう!

◎いまの私より:Starlinesはとまらない

お読みいただきありがとうございました。いまこのあとがきを書いている私は、懐かしさとこっぱずかしさでなんとも言えない気分になっております。

さて、当時私はこの記事に「Starlinesはとまらない」とタイトルをつけたわけです。それはなぜだと思いますか?

...正解は「終わりを認めたくなかったから」です。

度々言ってることなのですが、私にとって「First LoveLive! Tourの終わり」は人生最大クラスにしんどい出来事でした。3ヶ月間全身全霊で向き合ってきた人生最高のライブが、明日起きたら過去のものになっている喪失感。

終わりゆく最高のライブの記憶を、せめて永遠の記録として遺そうって、そんな願いを込めて書かれた記事こそが「Starlinesはとまらない」だったのです。

 

やや後ろ向きな感情のもとでこの記事を世に出してから、なんだかんだでずいぶんと時が経ってしまいました。

当時の私に、グズグズしてた過去にメッセージを送れるのなら、私はこう述べると思います。今でも「Starlinesはとまらない」って思い続けてるよって。だから心配しないでねって。

英和辞典をいくら漁っても、Starlinesという単語の意味は出てきません。Starlinesとはラブライブ!が生み出した造語であり、その意味を明確に示すソースはいまのところ存在しません。パンフレットを読むに、キャストの間ですら解釈が分かれているほどのコトバなのです。

それって裏を返せば、Starlinesには自由解釈の余地があるということ。私は、かつてこの記事にてStarlinesの意味を「Liella!の描いた物語の軌道」と設定しました。

あなたは、その後に控える2nd LoveLive!で、5linesのStarlight Prologueから始まるオープニングを目撃することとなります。そして思うんです。

Starlinesは本当にとまっていなかったんだって。今私は他でもないStarlinesの延長線上の物語を見せられているんだって。

そんな2nd LoveLive!の最後のMCで、ペイトン尚未さんは私たちに問いかけました。「あなたの夢はなんですか?」と。

心の中で即答しました。「これからもLiella!の夢の軌道を、Starlinesを追いかけ続けること」。それが、いまも私を突き動かす原動力になっている夢。

だから、私がLiella!の夢を、自分の夢を追いかけ続ける限り、Starlinesはとまらない。「Starlinesはとまらない」は、私にとって終わりの悔しさを象徴する言葉から、私の夢を肯定してくれる言葉になってくれたのでした。

 

私に夢の予感をくれたLiella! First LoveLive! Tour ~Starlines~は、いまでも私の最高のライブであり続けています。私がLiella!を好きになればなるほどに、その強さを増していく夢の原点。

これからも、この想い出を大切にしていきたい。これからも増え続けていくであろう大切な想い出の中でも、一際輝く最高の想い出を。

改めまして、Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~一周年おめでとうございます!!!

輝きが生まれたこの季節を、私はずっと走ってる!