ご無沙汰しております。きらんです。
前回当ブログを更新したのは2022年の10月末ですので、この記事が新年初投稿となります。あけましておめでとうございます。
今年も自分のペースでラブライブ!シリーズを楽しんでまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回の記事はスパボさんたちが主催するタグ企画「#世界は青いはず」に便乗したものとなります。素敵な企画をありがとうございます...!
【タグ企画】
— スパボ@世界は青いはず (@daisonHDD) 2023年1月17日
メンバーに関する『大好き』なら、何でもOK!表現方法は自由!
A・ZU・NA 1stライブに向け、みんなの想いで『大好きが溢れる場所』をつくっていきましょう!#世界は青いはず pic.twitter.com/5Cyo2qN31q
私も記念すべきA・ZU・NAの1stライブに向けて、大好きを叫びたい。
というわけで、私にとってA・ZU・NAとの最高の想い出の舞台であった「UNIT L&F vol.3 A・ZU・NA 〜The Night Before〜」の折にしたためた記事を掘り起こしてきました。
投稿当時はいまのきらんというアカウントは存在せず、別名義にて身内ネタの延長線感覚でブログを開設しました。その名義で投稿した記事は2つだけで、A・ZU・NAのファンミの感想記事は私にとって人生初の記事への挑戦となった想い出深いものです。
別名義の該当ブログは既に削除してしまっているのですが、記事の原稿をコピペしたものがまるごと残っていたので、この場を借りて再掲させていただきたく思います。
ちなみに、もう一つの記事はLiella!1stについてのもの。こちらは過去の記事で取沙汰しているので時間があれば是非。
それでは本編に参りましょう。2021年の10月にタイムスリップです!
はじめましてのご挨拶
皆様はじめまして。〇〇〇と申します!このたび、新たにブログを開設させていただきました。
このブログは、私がラブライブ!シリーズの各コンテンツを嗜むにあたり、Twitter等のSNSでは語りきれない感動に直面した際の捌け口として使っていこうかなと考えております。
主にライブの感想やアニメ・楽曲の考察などについての記事を掲載していく予定です。
なんせこのような形式で自分の文章を見てもらうのは初めてなもので、不安や緊張もありますが、手探りで頑張っていこうと思います。これからよろしくお願いいたします!
A・ZU・NAファンミ、マジでよかった。
さて、ここから本題に入ります。記念すべき最初のブログで語らせていただくのは、「UNIT L&F vol.3 A・ZU・NA 〜The Night Before〜」について。
あまりにも高まりすぎて
ブレードを二本も破壊してしまいました~www
これを見た友人からは口々に「ブレードって壊れるもんなのか...」「ひとライブで二本はさすがに草」と言われました。わかる。だって俺も同じこと思った。
ともあれそれほどいいライブだったってことなんですよ。(強引)
この記事では私が心奪われたA・ZU・NAのファンミのセトリや演出を解剖し、私がこのファンミのどこに魅せられたのかについて考察していきたいと思います。よろしければ最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
A・ZU・NAファンミここすきポイント
考察にあたり、まずは私が思うA・ZU・NAのファンミの魅せ場を3つほどピックアップして解説させていただきます。
まず最初に、「歓喜の歌 ~フォルクロア~」。
この曲の特筆すべき点は、「ライブの中でストーリー性を付与された曲」であることです。
今回のファンミの幕間映像は、「A・ZU・NAの三人がゴーストたちと出会い仲良くなる」という物語。その中で、A・ZU・NAとゴーストたちが仲良くなるきっかけとなったのがこの曲でした。
正直、このファンミに参加する以前は、この曲がどのような状況を歌ったものなのかを理解できず、それほど好きになれていなかったところがありました。
しかし、このファンミを経て、この曲の歌詞の解像度が上がり、大好きな曲となりました。この曲は、A・ZU・NAとゴーストたちの間に友情という「虹のアーチが架か」ったことを歓ぶ歌だったのですね!
このシリーズでのライブにおいては度々曲に関連した幕間映像が起用されることがあります。しかしながらその多くはストーリー性を軽視してネタに走ってしまうんですよね。
ですがこのファンミではやってくれました。曲の内容と幕間のストーリーの絶妙なリンク。
さらにはなんと、フォルクロアのパフォーマンスの際、ストーリーで活躍したたくさんのゴーストたちが舞台の上に登場するサプライズ付きです。
とにかく世界観まわりの根回しが完璧。雰囲気の醸成が徹底されていたように感じます。
多くのライブでは「箸休め」としてしか機能していない幕間映像も、工夫一つでこれほど有意義なものに変わるんだなぁと驚きましたね。
次に、「Dream Land! Dream World!」。FULLの方です。
「ようこそA・ZU・NAランドへ」というフレーズは「始まり」を連想させますよね。そんな歌詞を持つこの曲が最後から二番目、ラスト盛り上がっていきましょ~!なんてところで披露されたのでおったまげました。
しかしながらこの曲、自らがA・ZU・NAランドのゲストであるという事実を強烈に感じさせるパワーを持つ曲です。
そんなこの曲がこのタイミングで披露させられるとどうなるか。我々の頭の中にはA・ZU・NAランドでの思い出が走馬灯のように駆け巡り、”終わり”をこの上ないほどに実感させられることになるのです...
そもそもDLDWって、実は「始まり」だけを歌った曲ではないと思うんですよね。2nd Live!でこの曲が披露された際のスクリーン映像を見てみると、後半に夜の描写があります。
夜に入園するなんてシチュエーションはなかなかありませんよね。ですからこの映像から、DLDWは「A・ZU・NAランドに入場する曲」というよりは「A・ZU・NAランドでの一日を描写した曲」である、ということを読み取ることができます。
となると、最初のDLDWからラストのDLDWまでの間、我々はまさに「A・ZU・NAランドでの一日」を過ごしていたってことになるんですよね...このセトリ組んだ人”理解(わか)”ってすぎでしょ..
個人的にはThe Night Beforeっていう「物語」を飾ったのがフォルクロア、The Night Beforeっていう「ライブ」を飾ったのがこの曲なのかなと思っています。
最後に、「全速ドリーマー」。
正直Day1のセトリを見たときは思いました。なんで「Just Believe」やらの人気の表題曲じゃなくて、あえて「全速ドリーマー」をチョイスしたんだろって。
すべての謎は最後のMCで解けることとなります。
前田さん、楠木さんが感想を述べ終わり、トリの大西さんの順番へ。
大西さんはライブの感想を述べたあと、来年に控えるR3BIRTHのファンミについて言及します。「R3BIRTHへバトンをつないでいきたい」と。
そしてラストに披露された全速ドリーマー。その歌詞には...
「夢のバトン 繋いでいくんだ」
...ずるじゃん...エモさ天元突破してんじゃん...
この曲はDDからQU4RTZへ、QU4RTZからA・ZU・NAへと引き継がれてきたバトンをR3BIRTHへ繋ぐための曲。A・ZU・NAの3人での披露ではあるけれど9人分の思いが込められているように感じますよね。
こういう背景を考えると、この曲はA・ZU・NAのファンミの中での一曲、というよりはR3BIRTHファンミの前日譚の曲としての意味合いが強いように思います。
そういう意味でこのファンミはThe Night Beforeっていうタイトルがつけられたのかな、なんて妄想したりして。
ともあれR3BIRTHのファンミも楽しみですね!
このほかにも「ゴーストDJタイム」の直後にあえてもってこられた「やがてひとつの物語」や、大好きな楽曲である「Say Good-Bye 涙」など、語りたい曲はたくさんありますが、ひとまずここまでにしておきます。
ひとつひとつの曲を大切にしたA・ZU・NAファンミ
ここまで長々と語ってきましたが、結局何が言いたいのかといいますと。今回のファンミ、一曲ごとの文脈的重みがレべチです。
セトリの組み方や各曲の演出、さらには幕間映像にまでこだわって各曲が最大限輝く形で披露できるような工夫が徹底されているように感じます。
ラブライブ!シリーズに限らず、多くのライブやそれに準ずるイベントは、よりよいライブにするための方法としてセトリに強い曲を積極採用する、いわば”曲本位”のアプローチになっているものが多いように感じています。
実際”曲本位”のライブが多いのは理解できます。なぜなら強い曲をセトリに組み込むのは簡単だし、それでいて効果はテキメン。
ですがA・ZU・NAのファンミはそうではありませんでした。
正直セットリストだけ見たら他のライブイベントと比較して際立って良いという感じはしません。
ですが、魅せ方に工夫を凝らし、ひとつひとつの曲を大切にすることで、我々に曲の強さ以上の感動を与えてくれました。
”曲本位”ではなく”魅せ方本位”のアプローチです。私は、この”魅せ方”こそがラブライブ!シリーズの最大の強みであると思うのです。
泣き、笑い、努力し、夢へと手を伸ばす、そんなキャラクターたちの行動や心情は、このコンテンツの楽曲に本来の強さ以上の重みや感動を付与しています。
”魅せ方本位”のアプローチは、ラブライブ!を筆頭にしたメディアミックス作品の伝家の宝刀であり、その魅力の根本の部分を形成している方法論なのです。
いわゆるナンバリングライブなどでは”魅せ方”の工夫によるアプローチもしっかり行われているように感じます。ただ、今回のようなユニット単位でのライブなどではなかなかそこまで手が回っていないなぁ、と思うことも。
確かにわかるよ。各々の曲を際立たせるような演出を考えるのってめちゃくちゃ難しいと思う。さらには凝った演出を披露したところでそれが刺さらない人、さらにはそもそも気づかない人がいるというオマケつき。
でも、やっぱり「そういうアプローチもできるんだぞ!」というところを見せてほしいな、と一人のシリーズファンとして思います。
ラブライブ!はメディアミックス作品の総本山。今回のA・ZU・NAファンミのような演出を今後のライブでもガンガン取り入れて、「やっぱラブライブってすげーよ」って思わせてほしいところですね!
この記事は以上になります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
最後に一言だけ言わせてください。
A・ZU・NA最高!ラブライブ!最高!
A・ZU・NA LAGOONに”魅せ”られに
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
なんだか改めて読み返してみると、いまの私が書く記事にはないようなパッションで溢れててなんだか微笑ましいですね。若いって、いいね。
さて、日付変わってついに本日、A・ZU・NAの1stライブが東京ガーデンシアターにて開幕しますね。
楠木さんの優木せつ菜役卒業。コロナ禍以降シリーズ初の声出しライブ。様々な想いが交差するこの公演にて、私は一体何を感じ取るのか。ワクワクして眠れません。
私はDay1のみの参戦になりますが、全身全霊で楽しんでまいります。そして、A・ZU・NAの”イマ”を、見届けてまいります。
会場にて参加の皆様。配信にて参加の皆様。A・ZU・NA LAGOONの2days、全力で盛りあげてまいりましょう!!!