こんにちは。きらんです。
最近は雨の日が多いのなんの。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
どうしても外出がはばかられるこの季節。なにかインドアで没頭できる趣味でも見つけたいな、などと思っている今日この頃です。
皆様のおすすめのおうち時間の使い方などあれば教えてくださると嬉しいです。
さて、このたび、ラブライブ!シリーズを追いかけていくうえで、SNSでは語り切れないトキメキの捌け口としてnoteを開設させていただきました。
基本的にはてなブログをメインの媒体として記事を更新していく予定ですが、よろしければこちらのチェックもよろしくお願いいたします。
本題に入っていこうと思います。今回の記事は、「Liella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!!~」横浜公演DAY.1の記事の第2部です。
第1部を投稿してから約2か月。遅刻も遅刻、大遅刻ですね。大学が忙しかったんです、許して...
第1部の記事はこちら。
第2部単体でも楽しめる内容にしていく予定ですが、「最初から見たいよ~」という方がいらっしゃれば、こちらのリンクからぜひ。
①セットリストと2nd LoveLive!の構成(復習)
早速本編の内容に入っていきたいと思います。
01.GOING UP
02.Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!
~ MC①&コーレス~
03.What a Wonderful Dream!!
04.1.2.3!(かのん・すみれ・恋)
05.水色のSunday
06.Flyer's High
07.だから僕らは鳴らすんだ!
~ MC② ~
08.HOT PASSION!!
09.常夏☆サンシャイン
10.Till Sunrise
11.青空を待ってる
12.微熱のワルツ
13.Tiny Stars
14.みてろ!
15.ノンフィクション!!
16.Day1
~ MC③ (Sunny Passionに交代)~
~ アニメダイジェスト ~
17.私のSymphony ~Liella! Ver.~
18.始まりは君の空
~ MC④ ~
19.Dream Rainbow
~ アンコール & 幕間アニメ ~
EN1.START!! True dreams
EN2.Dreaming Energy
~ MC⑤ ~
EN3.ユニゾン
こちらは第1部でも紹介した横浜公演DAY.1のセットリストです。
私は、このライブのセットリストは、テーマの異なる3つのパートで構成されているように感じました。
1st LoveLive!を経て強くなったLiella!が、その実力と更なる高みを目指す意欲を見せつける「飛躍のLiella!」パート。
アニメラブライブ!スーパースター!!1期の内容を、1st LoveLive!とは異なる形で再演した「追憶のLiella!」パート。
アニメのストーリーを経て成長したLiella!が夢に向かって一歩を踏み出す”その先の物語”「有明のLiella!」パート。
今回の記事では、この3つのパートに区切って感想や考察を述べさせていただこうと思います。
第1部では「飛躍のLiella!」パートについてお話させていただきました。今回は「追憶のLiella!」パートについて。
②【Part2】追憶のLiella!
☆追憶のLiella!
まず、なぜ私がライブ中盤パートの曲たちを「追憶のLiella!」というテーマで受け取ったのか、についてお話させていただこうと思います。
このパートのセットリストには「常夏☆サンシャイン」や「Tiny Stars」、「ノンフィクション!!」など、アニメの挿入歌として起用された楽曲たちがずらりと並んでいます。
「Till Sunrise」「青空を待ってる」あたりのナンバーも、アニメで直接起用されてはいないものの、MC等でそのアニメの内容との高いシンクロ性が指摘されている楽曲です。
私は、セットリスト中盤に詰め込まれたアニメ関連楽曲群に「アニメ1期の内容を振り返る」というねらいを見出したのです。
個人的に面白いな~と思うのが、その曲順。
1st LoveLive! Tourのセットリストが正確にアニメ1期の時系列をなぞるものだったのに対し、2nd LoveLive!(「追憶のLiella!」パート)のそれの無秩序さたるや。常夏の後にTiny Starsがぶち込まれるなどしています。
なぜ2nd LoveLive!のセットリストはこんなにも混沌としていると思いますか?
先が読めない方がワクワクするから?それはそうかもしれん。知らないのって楽しいね!
ただ、私の意見はこれとは異なります。私は「12話終了時点の視座からアニメ1期の内容を想い出しているから」なのではないかと思うのです。
1st LoveLive! Tourのコンセプトは「追体験」でした。Liella!がアニメ1期で描いてきたその軌跡、Starlinesを「いま」目の前で起きている出来事としてなぞったライブだったのです。
例えれば「タイムマシンでアニメ1期1話に戻り、彼女らが成長していく姿をリアルタイムで体験した」といったところでしょうか。
ですが、2nd LoveLive!ではタイムマシンなんて使いません。ただあの季節を「想い出す」だけです。
「あのとき神津島でやったライブ楽しかったよね~!そのきっかけになった代々木スクールアイドルフェスは緊張したな~。そのフェスのハプニングの原因だったすみれちゃんが東京大会ではセンター務めてるんだからわからないよね~」なんて具合にね。
時系列がぐちゃぐちゃなのも納得いくでしょ?つまるところ、
1st LoveLive! Tour=「追体験」
2nd LoveLive!=「追憶」
というわけです。両者ともアニメ1期準拠のライブであるわけですが、同一テーマ内での棲み分けがしっかりなされており、実際同じ曲でも聞こえ方がまるで違っていたように感じました。
第1部のOP演出のくだりでちょろっとお話していますが、2nd LoveLive!は「12話終了時点の視座からアニメ1期の物語を振り返りつつ、その先の物語を形作っていくライブ」であるようです。
こちらのテーマを念頭に置くと、「追憶のLiella!」パートは2nd LoveLive!をもっとも2nd LoveLive!たらしめている重要なパートであると言えます。
それでは、各楽曲の感想へと移っていきたいと思います。
08:HOT PASSION!!
MCを挟んでサニパのターンが始まりました。
サニパのパフォーマンスを見たのは追加公演の2daysぶり三回目だったのですが、追加公演当時はまだ「HOT PASSION!!」はリリースされていなかったんですよね。
予備知識ゼロでいきなりフルをぶつけられた追加公演も楽しかったですが、受け身の体勢を整えたうえで臨んだ今回はもっっっと楽しかった!!!
サニパの強さを存分に味わうことのできる一曲でした。
09:常夏☆サンシャイン
きらん「サニパ退場!?そしてこの波の音...まさか、次の曲は...」
連番者「や、さすがに常夏はやらんて」
きらん「や、ですよね~。無難にソロ楽曲のターンかなん」
???「ちぃだよ☆(襲来)」
L i e l l a ! 最 強 ブ チ ア ゲ 楽 曲
こ れ が 4 人 の 力
誰 だ よ 2 n d で は や ら な い っ て 言 っ て た や つ
もう一生見れないとすら思っていたので、こんなに早く再会できて嬉しかったです。
テンション上がりすぎて怒られても文句言えないくらい踊ってたと思う。アリーナの一番後ろの席でよかったわマジで。
10:Till Sunrise
再びサニパにバトンパス。「HOT PASSION!!」のカップリング曲、「Till Sunrise」の披露です。
実は「Till Sunrise」は私が今回のライブで一番期待していた曲でした。このサウンド、現地の音響で聴けたらさぞアガることだろうと。
そんな楽曲がいざ披露されたわけですが、想像の何倍も極上でした。
や、サニパラップ上手すぎ~!!!五臓六腑に重低音ワタルシミ~!!!サビ直前にセンステに光が走る演出神すぎか?????
常夏バフもあり完全にガンギマリになっていました。ブレード投げ捨てる勢いで渾身の縦ノリをかましたあの時の幸福感、忘れらんねえなぁ、、、
11:青空を待ってる
や!!!!!落差!!!!!
ブチアゲ曲ラッシュの直後突然ぶち込まれるゴリゴリのバラード。あまりの温度差に風邪をひくかと思いましたね。
伊達さゆりさんの伸びやかな歌声には、前曲の興奮冷めやらぬオタクたち全員を一気に”聴く”モードに引きずり込む、そんな凄まじいパワーがありました。
この曲のステージで特に感心したのは演出面、具体的にはスモークの扱い方です。
「青空を待ってる」が披露されている間、ステージ上には大量のスモークが吹きこまれていました。
私は、このスモークは「雲」を、スモークに包まれたステージは「曇り空」を表しているのではないかと考えます。
ここでいう「曇り空」は楽曲のテーマにもなっている「青空」と対照的な空模様であり、歌詞で言うところの「泣きそうな空」です。
大嫌いだよ もう嫌いだよ
数えきれないくらい思ったのに
ねえ苦しいよ なんでなんだろう
泣きそうな空をひとり見てる
そして、Cメロに差し掛かると、伊達さゆりさんはスモークのないセンターステージへと移動していきます。
私は、この楽曲で歌われる歌詞の内容と伊達さんが立っている場所の「空模様」がリンクしているのではないかと考えます。
スモークに塗れた「曇り空」のステージに立っている2番までの歌詞はセンチメンタルな内容が続きますが、
スモークのない、より「青空」に近い環境で歌い上げるCメロ以降の歌詞では徐々に前向きな表現が見られるようになるからです。
きっと きっと
一度生まれた想いは
ずっと消えたりしない
君が好きだよ 大好きなんだ
誤魔化したってこぼれ落ちてゆく
これらはあくまで個人的な解釈に過ぎませんが、もし本当にそうだとしたら、楽曲の内容に寄り添った素敵な演出だな、と思うわけです。
12:微熱のワルツ
続いて、葉月恋さんのソロ曲「微熱のワルツ」の披露。
今回のライブで一番評価が上がった楽曲これかもしれん。いやマジで。
煌びやかなステージ演出。限りなく美。
”優雅”の具現化のごときパフォーマンス。あまりにも美。
青山なぎささん。言うまでもなく美。
目の前のステージから放たれる「美」の連続コンボに、オタクはなすすべなく屈服するしかありませんでした。見とれすぎてブレード振れんかった...
13:Tiny Stars
クーカー勢ワイ、無事臨終。
ステージの上に背中合わせで立つシルエットが見えた瞬間頭が真っ白になりましたね。
「膝から崩れ落ちた」という言い回し、ネット上で頻用されるし私もよく使う感情表現なんですが、本当に膝を床についてしまったのは今回が初めてです。
常夏同様、その扱いにくさから、2nd LoveLive!では披露されないと予想していた楽曲でした。まさかやってくれるとは。
個人的にサビでピンク色の照明が灯る演出が大好きなんですけど、1st LoveLive! Tourでは会場の規模・設備的な問題で、はっきりとその演出が分かるのが追加公演くらいだったんですよね。
2nd LoveLive!の大きな会場で、またこの演出を浴びることができたあの瞬間のトキメキを忘れない。
Tiny Stars、ありがとう...
クーカー、ありがとう...
14:みてろ!
私が思う2nd LoveLive!最大の見どころがこの楽曲を起点に始まります。
Tiny Starsの余韻に包まれた会場に轟く「みてろ!」の特殊イントロ。
ステージに現れた人影が楽曲に合わせて手を上に振りかざしたその瞬間、
────ドカンと、鼓膜が破れるかのような爆発音が会場に鳴り響きます。
その衝撃に目を見開く観客たち。その視線の先には、作戦成功、なんて言いたげに不敵な笑みを浮かべるペイトンさん。
あの瞬間の彼女の空間支配は、まさにこの楽曲の「今にみてろ これからは僕たちのターン」の歌詞を体現していました。
今にみてろ これからは僕たちのターン
(いえー) イエー! (いえー)
準備はいーかい?
ちなみに、ペイトンさんはこの演出について、MCで「うるさくしちゃってすいませ~ん😢」「すみれちゃんにやれって言われたから仕方なく~💦」なんて仰っていました。かわいいね。俺はどんな尚未も愛してるよ。
☆ダンスバトル
「みてろ!」のパフォーマンスが終わると、ステージには岬なこさんと青山なぎささんが登場。ペイトン尚未さん(平安名すみれさん)の実況のもと二人によるダンスバトルが開幕します。
岬なこさんは持ち前のダンススキルで、青山なぎささんはバレエの技術を駆使して、一進一退の攻防を展開。
我々観衆の仕事は、「だから僕らは鳴らすんだ!」のリズムでクラップをして勝負を煽ること。会場は一体となってそのダンスバトルを盛り上げていきます。
岬なこさん→青山なぎささん→岬なこさん→青山なぎささんの順にダンス披露のターンが巡り、いよいよ雌雄を決すべし、というところで、高飛車平安名さんが介入。「このままじゃ私に注目が集まらないじゃない!」なんてね。
平安名さんが二人を先導し、三人でのダンスを披露。その後、三人は暗闇へ消えていきますが、BGMとクラップは鳴りやまず────。
15:ノンフィクション!
────それらがピタッと鳴りやむのと同時に響き渡る「ギャラクシー!」の掛け声。
「ノンフィクション!」衣装の初披露。「みてろ!」とダンスバトルを経由した完璧な流れでのパフォーマンス。
様々な要因が複合し、会場の熱気は最高潮に達していました。
圧倒的すぎて、息を呑む間も与えられなかった。私にできたことは、キャパオーバーな「強さ」を目の当たりにして、ただただ静かに涙を流すだけでした。
16:Day1
いや、オーバーキルなんだって。ノンフィクDay1は軽率に並べていい2曲じゃないんだって。さすがに手心がなさすぎるって。
いよいよ情緒がおかしくなってきて連番者(平安名推し)に助けを求める私。連番者はもっと重傷で虚空を見つめたまま微動だにしないオワリっぷり。そらそうもなるか。
クソデカ感情に押しつぶされながらも全力で踊ったこの日のDay1を私は忘れません。
改めて思い返しても「みてろノンフィクDay1」の一連の流れは完成されすぎてるな、と。
ブチアゲ的な意味でのヤバさはここまで説明してきた通りなんですけど、各楽曲に込められた物語のつながりに着目するとなおさらヤバい。
この3つの楽曲は平安名すみれさんが報われていく過程を描き出した連続したストーリーになっているんですよね。
「できるさ 君と僕がいれば不可能はない」→「証明してあげるわ 不可能なんてないってことを」→「遅すぎるなんてない 不可能なんてない」と。
平安名...お前ほんとカッコいいよ...
17:私のSymphony
MCが入った後、Liella!メンバー5人それぞれの「私を叶える物語」にフィーチャーしたアニメダイジェスト映像が流され、「私のSymphony」のパフォーマンスが始まりました。
ライブタイトル毎に違った顔を見せてくれる「私のSymphony」。今回のライブでは、伊達さゆりさんの独唱ver.から始まり、各メンバーがLiella!に加入していく演出のもと、それぞれの歌声が追加されていく、という形で披露されました。
アニメ1期の感動を想起させるそのステージは涙なしには見れませんでしたね。
今後も様々なアプローチで披露されていくであろう「私のSymphony」。私は今のところ「始まりはみんなの空」の「私のSymphony」が一番好きです。
みなさんの推し「私のSymphony」についてもお話を聞いてみたいなぁ。(好きなラーメン感覚)
◎次回で終わります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
第2部でメインに取り扱った「追憶のLiella!」は、とにかく情緒をズタボロにされたパートでした。運営の掌の上で弄ばれるきらんの姿、コミカルに描写できたかしら。
さて、長々と話してきた2nd LoveLive!の感想記事も次回で最終回です。
いや、まだ続くんかい!!!ってツッコミが聞こえてきますね。言いたいことまとめるのが絶望的にへたっぴで申し訳ありません。
次回取り扱うパートは「有明のLiella!」。考察を中心とした、これまでとは一味も二味も違うパートとなっております。
「星の軌道は虹を描く。」というタイトルの意味についても触れていく予定ですので、第3部の方も読んでいただけたら嬉しいです。
またね~!